進級審査会
進級審査会は当連盟主催で、7月と2月に実施いたします。
日時などはお知らせより確認してください。
審査規定
礼法及び中段の構え、前進後退正面打ちにより審査を行います。
立合者号令 | 受審者動作 |
---|---|
「 第1組整列 」 | 提刀姿勢で一列横隊にて入場 ※ 1組、5名とする |
「 着座 」 | 左座右起にて着座 |
「 正面に、礼 」 | 座礼 |
「 立て 」 | 左座右起にて起立 |
「 正面に、礼 」 | 立礼 |
「 帯刀 」 | 帯刀姿勢 |
「 3歩前へ 」 | 帯刀姿勢から右足より3歩前進 |
「 蹲踞しながら抜け、刀 」 | 蹲踞して、中段に構える |
「 立て、中段の構え 」 | 蹲踞姿勢から、立姿勢中段に構える |
「 前進後退正面打ち10本用意、始め 」 | |
「 1 」 ~ 「 10 」 | 「 面!」の発声をしながら前進後退正面打ち10本 ※ 振りかぶりに併せて「 1 」~「 10 」の号令が かかり、打突時に「 面 」の発声をする |
「 やめー!中段の構え 」 | 中段の構えになる |
「 蹲踞 」 | 中段の構えから、蹲踞する |
「 納め、刀 」 | 竹刀を納める |
「 立て 」 | 立ち上がり、帯刀姿勢になる |
「 5歩さがれ 」 | 左足より5歩後退する |
「 提刀 」 | 提刀姿勢 |
「 正面に、礼 」 | 立礼 |
「 解散 」 | 退場 |
※ 整列時の座礼の位置、及び蹲踞の位置に開始線を設けます。
礼法及び正面打ち、小手・面打ちにより審査を行います。
立合号令 | 受審者動作 |
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立礼 | |
3歩前進、蹲踞しながら中段に構える | |
「 ○○より正面打ち、小手・面打ち、 始め!」 | 立ち上がり、中段の構えから正面打ち、小手・面打ち ( 面 )→( 小手・面 ) 往復2回 |
「 やめー!元の位置 」 | 元の開始位置に戻る |
「 交替○○より 正面打ち、小手・面打ち、始め!」 | 正面打ち、小手・面打ち ( 面 )→( 小手・面 ) 往復2回 |
「 やめー!元の位置 」 | 元の開始位置に戻る |
「 それまで 」 | 蹲踞、納刀姿勢後立ち上がり、立礼の位置まで後退 |
立礼 |
※ 受審者は1回のみ実技を行うこととするため、両者同時に交替します。
礼法及び切り返し、打ち込みにより審査を行います。
立合号令 | 受審者動作 |
---|---|
立礼 | |
3歩前進、蹲踞しながら中段に構える | |
「 ○○より切り返し、打ち込み、始め!」 | 立ち上がり中段の構えから切り返し ( 正面 → 前身4本後退5本 → 正面 ) 以上1回 ※切り返しの時は、直接面を打たせる 打ち込み ( 面 ) → ( 小手・面 ) → ( 面・体当たり引き胴 ) → ( 面 ) 以上1回 |
「 やめー!」 | 元の位置に戻る |
「 交替・始め 」 | 立ち上がり中段の構えから切り返し ( 正面 → 前身4本後退5本 → 正面 ) 以上1回 ※切り返しの時は、直接面を打たせる 打ち込み ( 面 ) → ( 小手・面 ) → ( 面・体当たり引き胴 ) → ( 面 ) 以上1回 |
「 やめー!」 | 元の位置に戻る |
「 それまで 」 | 蹲踞、納刀姿勢後立ち上がり、立礼の位置まで後退 |
立礼 |
※ 受審者は1回のみ実技を行うこととするため、両者同時に交替します。
2回の立合い( 対戦 )により審査を行います。
1.一級木刀による剣道基本技稽古法「基本1から9まで」
2.二級木刀による剣道基本技稽古法「基本1から6まで」
3.三級木刀による剣道基本技稽古法「基本1から4まで」
項目 | 内容 |
---|---|
基本 1 | 一本打ちの技「正面・小手・胴・突き」 |
基本 2 | 連続技(二・三段の技)「小手→面 」 |
基本 3 | 払い技「払い面(表)」 |
基本 4 | 引き技(鍔ぜり合い)「引き胴(右胴)」 |
基本 5 | 抜き技「面抜き胴」 |
基本 6 | すり上げ技「小手すり上げ面(裏)」 |
基本 7 | 出ばな技「出ばな小手」 |
基本 8 | 返し技「面返し胴(右胴)」 |
基本 9 | 打ち落とし技「打ち落とし胴(右胴)」 |
お申込み方法
お申込み方法
所定のお申込み用紙( 各支部ごとの受審申込連名簿、及び個々の短冊 )に
必要事項を記入し、上記受審料と共に、各支部ごとにまとめてお申込み下さい。
お申込み場所
小田原市役所 生涯学習センター けやき
小田原市荻窪300番地
( 変更の場合は、事前にご連絡いたします。 )
お申込み期日
実施日の約1~1.5ヶ月前に受付を行います。
期日が決定次第、発表いたします。
昇段審査会
日時などはお知らせより確認してください。
剣道形の講習会や昇段審査実技研修会も実施しております。
お申込方法
お申込み方法
所定のお申込み用紙( 各支部ごとの受審申込連名簿、及び個々の短冊 )に
必要事項を記入し、上記受審料と共に、各支部ごとにまとめてお申込み下さい。
( ※ 六段以上を受審される方は、各自お申込下さい。)
お申込み場所
小田原市役所 生涯学習センター けやき
小田原市荻窪300番地
( 変更の場合は、事前にご連絡いたします。 )
お申込み期日
実施日の約1~1.5ヶ月前に受付を行います。
期日が決定次第、発表いたします。
お申込時の注意
- お申込みの際は、新年度の年間登録( 高校生以下 2,000円、大学生・一般 5,000円 )も併せて行ってください。
なお、前年度までの年間登録料が未納の方は、登録手続きを完了後、お申込み下さい。 - 現段( 初段以上 )を他県にて取得している場合は、合格証の写し又は証明書等を添えて、お申込み下さい。
- お申込みに当たっては、受審者本人が記入を行ってください。
- 受審申込受付日以降のお申込みについては、お受けすることが出来ませんのでご注意下さい。
- 昇段審査用の短冊の支部名欄には、「小田原」と記入して下さい。
- 二段以上を受審される方は、短冊に全日本剣道連盟の登録番号を必ずご記入ください。
( なお、登録番号は初段~三段の合格証に記してあります。)
審査規則抜粋
全日本剣道連盟 剣道称号・段位審査規則 第3章抜粋
(詳細は、全日本剣道連盟ホームページをご覧下さい)
付与基準
段位は、初段ないし八段とし、それぞれ次の各号の基準に該当する者に与えられる。
- 初段は、剣道の基本を修習し、技倆良なる者
- 二段は、剣道の基本を修得し、技倆良好なる者
- 三段は、剣道の基本を修錬し、技倆優なる者
- 四段は、剣道の基本と応用を修熟し、技倆優良なる者
- 五段は、剣道の基本と応用に錬熟し、技倆秀なる者
- 六段は、剣道の精義に錬達し、技倆優秀なる者
- 七段は、剣道の精義に熟達し、技倆秀逸なる者
- 八段は、剣道の奥義に通暁、成熟し、技倆円熟なる者
受審資格
段位を受審しようとする者は、加盟団体の登録会員であって、次の各号の
条件を満たさなければならない。
- 初段 一級受有者で、中学校2年生以上の者
- 二段 初段受有後1年以上修業した者
- 三段 二段受有後2年以上修業した者
- 四段 三段受有後3年以上修業した者
- 五段 四段受有後4年以上修業した者
- 六段 五段受有後5年以上修業した者
- 七段 六段受有後6年以上修業した者
- 八段 七段受有後10年以上修業し、年齢46歳以上の者
次の各号のいずれかに該当し、加盟団体会長が特段の事由があると認めて
許可し た者は、前項の規定にかかわらず当該段位を受審することができる。
1 二段ないし五段の受審を希望し、次の年齢に達した者
受審段位 | 年齢 |
---|---|
二段 | 35歳 |
三段 | 40歳 |
四段 | 45歳 |
五段 | 50歳 |
2 初段ないし五段の受審を希望し、次の修業年限を経て、特に優秀と認められる者
受審段位 | 修業年限 |
---|---|
初段 | 一級受有者 |
二段 | 初段受有後3か月 |
三段 | 二段受有後1年 |
四段 | 三段受有後2年 |
五段 | 四段受有後3年 |
3 六段ないし八段の受審を希望し、年齢60歳以上で、次の修業年限を経た者
受審段位 | 修業年限 |
---|---|
六段 | 五段受有後2年 |
七段 | 六段受有後3年 |
八段 | 七段受有後5年 |
審査の方法
初段ないし五段の審査は、実技、日本剣道形(以下「形」という。
第5条第2項の「形」も同じ)および学科について行い、六段ないし八段の審査は、
実技および形について行う。
② 学科の審査は、筆記試験により行う。
③ 八段の実技審査は、第一次と第二次を行い、第一次に合格した者が第二次を受審する ことができる。
④ 初段ないし八段の審査において、形または学科審査の不合格者は、その科目を再受審することができる。
⑤ 前4項に規定するもののほか、審査の方法および運営については別に定める。
審査の合否
初段ないし三段の審査は、審査員3名以上の合意により合格とする。
② 四段ないし七段の審査は、審査員4名以上の合意により合格とする。
③ 八段の第一次実技審査は、審査員4名以上の合意により合格とし、第二次実技審査は、審査員6名以上の合意により合格とする。
④ 六段ないし八段の形審査は、審査員2名以上の合意により合格とする。
特別措置
全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、合格の決定を不当と認めたときは、
全剣連選考委員会の意見を聴いて、これを取り消すことができる。
②全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、特段の事由があると認める受審者については、審査会の評決を斟酌したうえ、全剣連選考委員会の意見を聴いて、 これを合格とすることができる。
③全剣連会長は、六段ないし八段の審査に関し、不正の手段によって審査を受け、または受けようとした者に対しては、合格を取り消し、またはその審査を停止することが できる。
④前項の規定は、加盟団体が行う初段ないし五段の審査において準用する。